【子育てがぐっとラクに】イヤイヤ期の子どもと付き合うための5つの心構え

「なんでもイヤ!」
「自分でやる!でもできない!でもやらせない!」

そんな“魔の2歳”とも呼ばれる「イヤイヤ期」。

毎日振り回されて、イライラしたり、途方に暮れたりしていませんか?
でも、ちょっとした心の持ちようで、イヤイヤ期は“乗り越えられるもの”に変わります。

今回は、イヤイヤ期の子どもと上手につき合うための5つの心構えをご紹介します。


①「これは成長の証」と受け止める

イヤイヤ期は、自己主張が芽生えたサイン。
「自分でやってみたい」「自分の気持ちを伝えたい」という成長の第一歩なんです。

親としては大変だけど、「ちゃんと育ってるんだな」と前向きに受け止めることで、気持ちが少し楽になります。


② 感情を“受け止める”だけでOK

子どもが泣きわめいたとき、つい「泣かないの!」とか「なんで怒ってるの?」と言ってしまいがち。でも、正解は「そうなんだね、イヤだったんだね」と気持ちを受け止めるだけで十分。

言葉で理由を説明できないからこそ、まずは共感してもらうだけで、子どもは安心します。


③ 正面からぶつからない

イヤ!に対して正面から「ダメ!」と否定すると、余計にヒートアップするのがイヤイヤ期の特徴。

そんなときは“気をそらす”作戦が有効です。
「じゃあ○○するのはどう?」など、別の選択肢を出してみることで、気持ちが切り替わることも多いですよ。


④ “完璧な対応”を目指さない

「もっと優しくすべきだったかな…」
「叱っちゃって自己嫌悪…」

そんなふうに、自分を責めてしまうことありませんか?
でも、毎回100点の対応なんて無理です。親も人間、失敗して当然です。

大事なのは、子どもへの愛情が伝わっていること。それだけで十分です。


⑤ 自分の“心の余裕”を最優先に

イヤイヤ期と向き合うためには、まず親の心に余裕が必要です。
一人の時間をつくったり、パートナーや家族、友人に気持ちを話したりして、少しでも自分を大切にすることを忘れずに。

「親が幸せであること」が、実は子どもにとっても一番の安心材料です。


最後に:イヤイヤ期は“ずっとは続かない”

毎日が嵐のようで、「いつ終わるの?」と思うかもしれません。
でも、イヤイヤ期は永遠ではありません。
気づけば少しずつ、落ち着いてくる日が必ず来ます。

無理せず、完璧を目指さず。
あなたなりのペースで、少しずつ乗り越えていきましょうね。